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ペパレス > コラムTOP > 「予想以上に便利だった!」電子化のリピート率が高い書籍とは?


本を電子化するなら…?
スキャン代行業者の選び方






紙媒体の書籍を電子化すると

「手元の本を電子書籍にしたいけど、どこに依頼したら良いんだろう?」

「やっぱり安い業者より高い業者の方が、質が良いのかな?」

「本も裁断されたら元通りにならないし、業者選びは失敗したくない…」


そんなお悩みを抱えている方のために
「スキャン代行業者」の選び方を、プロの目線で解説します!


あなたが電子化を検討している書籍に合わせて
「ウェブサイトの、どこに着目したら良いか?」
という具体的なポイントをお伝えしていきます。


活字だけの書籍



イラストや写真がない、活字だけの書籍の場合は
「読めればOK」という方もいらっしゃると思います。

その場合は、コスト重視で業者を選んでも、失敗はほぼありません。

ただし、 「解像度が300dpi以上」であることを確かめておいた方が良いでしょう。

200dpiでも問題なく読める書籍もありますが
文字がかすれたり、潰れてしまったりする可能性もあるので、注意が必要です。

また、「文字の検索をできるようにしたい」という方は
「OCR機能」をつける必要があります。

今では多くの業者がOCR付きのスキャンデータを作成できますが
オプションとして選択する必要があったり、精度にレベルがあったりもするので
機能を利用する方は、しっかり確認してみてください。

また、ページ数が多い書籍の場合は、
「しおりリンク機能」も大変便利です。

ワンクリックで「第○章」などの区切りのページにジャンプするので
そういった便利機能も利用したい方は、
オプションで付けられるかどうかの確認も取ってみてください。

※OCR機能やしおりリンク機能については、こちら
のコラムに画像付きで解説しています。


写真(イラスト付き)の書籍



専門書など、写真やイラストが使われている書籍の場合は
必ず 「作業者が適切なカラー設定を行っている」
という趣旨の内容が書かれているかどうかを確認してください。

スキャナーのカラー設定は、デフォルトのままだと
「活字がハッキリするけど、写真が暗く潰れてしまう」
もしくは逆に
「写真が綺麗だけど、文字が薄くて読みにくい」
という、どちらかに偏ったものが多いです。

いずれにしても「こんなはずじゃなかった」という仕上がりになってしまいます。

1冊ごとに人間の目で判断されていれば、
中間の程よい濃度で仕上げてくれるので、安心です。


写真集・イラスト集



こうした画像が中心の書籍の場合、 もちろん先ほどと同様に、作業者がカラー設定を行ってくれることも大切ですが それに加えて、 「解像度400dpi」でのスキャンが理想的です。 300dpiで、何か大きな問題がある訳ではありませんが、 拡大表示をすると、どうしても細部がぼやけてしまいます。 やはり、芸術作品は細部まで鮮明に閲覧できた方が良いですよね。 それに、こうした書籍はサイズがA4以上の大きめのものも多いので そういった意味でも、高解像度でのスキャンがオススメです。


希少価値が高い書籍



絶版本や、発行部数が少なく貴重な本などは、原本自体にあまり傷をつけたくありませんよね。

できれば裁断せず、そのままの状態を保ちながら、
電子化されたデータも手に入れたいと考えるはずです。

その場合は、少しコストは上がってしまいますが
「裁断しないスキャン」のサービスが最適です。


一般的なスキャン代行は、本の背を切り落として
ページをバラバラの状態にしてからスキャンするサービスが主流ですが

最近では背を切り落とさず、ページを1枚1枚丁寧にスキャンするサービスや
非接触式のスキャナーを利用してスキャンするサービスも存在します。

裁断するスキャンと、裁断しないスキャン。
どちらのサービスも取り扱っている業者かどうかを、必ず確認してみてください。



以上が、書籍タイプに応じた、スキャン代行業者の選び方のポイントです。


まとめると

・活字中心の本
300dpi、必要に応じてOCR機能、しおりリンク機能

・画像付きの本
300dpi、作業者によるカラー設定、必要に応じてOCR機能、しおりリンク機能

・写真集・イラスト集
400dpi、作業者によるカラー設定

・希少価値がある本
裁断しないスキャンサービス

となります。

実際にスキャン代行サービスを依頼するとなれば、

書籍のタイプに合わせて、ベストな業者を選択する、
もしくは、すべて対応できる業者に依頼して、必要に応じてオプションを付ける、
のいずれかになると思います。


2022年現在で、創業14年となるペパレス製作所では

標準解像度300dpi オプションで 400dpi、600dpiも選択が可能
・オプションに OCR機能あり(自動認識から手修正など、 レベルの選択が可能)
・オプションに しおりリンク機能あり
・1冊ごとに作業者がベストなカラー設定+独自の画像処理システムで最適化
裁断スキャン(原本処分、もしくは再生本して返却)と裁断なしスキャンから選択が可能

と、どんな書籍、書類に対してもしっかり対応が出来るほど
サービスが充実しています。


「取り敢えず読めたら良い」
というコスト重視の方には、あまり合わないかもしれませんが

「できるだけ画像も文字も、綺麗に見えるデータが欲しい」
「便利な機能をつけて、電子書籍ならではの使い方を楽しみたい」

という方の期待に応えられる一社です。

ぜひ一度、ペパレス製作所のウェブサイトをご覧になったうえで
上記のポイントを元に他社と比較しながら、悔いのない業者選びをしてくださいね。