ペパレス > コラムTOP > イメージスキャナ 種類一覧
近年ではスキャン機能付きのプリンターが普及し、コンビニでも自宅でも手軽にスキャンが出来る時代になりました。
このような画像や文書などをデジタル画像化するスキャナは「イメージスキャナ」と呼ばれますが、このイメージスキャナにも様々な種類が存在します。
安くない耐久品なので、スキャナを購入する際には失敗せず、用途に合ったものを選びたいはずです。
ペパレスでは10年間、数えきれないほどの書類や書籍をイメージスキャナで電子化してきました。
全ての種類のイメージスキャナを弊社が所有している訳ではありませんが、専門業者の視点でスキャナの種類と概要をまとめましたので、購入などの参考にしていただければ幸いです。
原稿台に用紙を置き、1枚ずつスキャンするスキャナです。
【エプソン社 スキャナ GT-F740 】
プリンターの上についているスキャナを思い浮かべていただければ分かりやすいかと思います。
このタイプは新品でも1万円を下回ることがあります。
家庭用のものはA4サイズが主流ですが、A3サイズまでスキャンできるスキャナも5万円を切るほどになりました。
解像度も年々上がり、高いものでは6400dpiというものまで存在します。
原稿台さえ綺麗にメンテナンスしていれば、用紙も汚れるリスクがとても低いため、写真やイラスト、大切な文書などはフラットベッドスキャナでの電子化が向いています。
ADFとは「Auto Document Feeder」の略で、「自動で原稿を送る装置」という意味があります。
その名の通り原稿をセットしてスキャンを開始すると、自動で1枚ずつ読み込みを開始します。
富士通社ScanSnapのフラッグシップモデルがその代表格です。
【富士通社 ScanSnap iX1500】
自動で次々と原稿を読み込むので、束になった書類や裁断した書籍などは、ADFスキャナでの電子化が向いています。
このスキャナは原稿を吸い込むローラーにインクなどの汚れが付着するので、原稿を汚したくなければマメなメンテナンスも必要となってきます。
片手で持つことが出来て持ち運びにも適した、比較的リーズナブルなスキャナです。
【サンワダイレクト社 ハンディスキャナ400-SCN001】
スキャンしたい原稿の上を滑らせるだけでデータ化することができ、セットしているSDカードに保存されます。
OCR機能付きのものでも5,000円前後で販売されており、簡易的に見えても解像度が900dpiのものも存在します。
本の一部のページをスキャンしたい、新聞のような大きい原稿の一部分だけをスキャンしたい場合などに適しています。
上から撮影するようにスキャンできるスキャナです。
【サンワダイレクト社 スタンドスキャナ400-CMS011】
原稿がスキャナに触れることもなく、本も見開きで撮影することができるため、近年「非破壊自炊スキャナ」として注目を集めています。
殆どがA3サイズまでのスキャンが可能で、本を開いたときの中央部の歪みを自動的に補正する機能が搭載されているモデルもあります。
1万円台から10万円近くするものまでありますが、ページをめくるだけでスキャンできる、立体物も真上から撮影できるなど、他のスキャナより高性能です。
折り畳み式のものも存在しますので、便利さからこれから更に普及すると思われます。
同じADFスキャナでも業務用は使用目的や頻度が異なるため、一般的なスキャナとは性能に大きな差があり、種類が異なると言えます。
ペパレスで使用しているスキャナの中には、業務用タイプのADFスキャナがあります。
【富士通社 業務用ADFスキャナfi-6800】
この業務用ADFスキャナでは最大A3サイズまで読み込みが可能で、明るさやガンマ、ドロップアウトカラーなど多数の補正を細かく設定できます。
また、業務用にはADFとフラットベッドの両方を併せ持ったスキャナも存在します。
【富士通社 業務用スキャナ fi-7700】
価格はScansnapと比較すると5倍~数十倍になりますが、読み込み速度、クオリティ、効率を踏まえるとそれだけの価値はあると言えます。
家庭用として購入される方はほぼいらっしゃらないと思いますが、A0やB0サイズなど大きい原稿をスキャンするスキャナは各社から販売されています。
【GRAPHTEC社 CSX510】
原稿をセットしてスタートボタンを押すと、スキャナがゆっくりと原稿を読み込んでスキャンします。
感覚的にはラミネートと似ています。
ペパレスで使用している大判スキャナの場合は原稿を挟む保護シートが付属しているので、ADFスキャナのように原稿が汚れたり破れたりするリスクはほぼありません。
大判スキャナは数十万~百万円台と高額なので、A3を超えるポスターや図面などのデータ化は、このようなスキャナを所有している業者に依頼するのが一番です。
もしくは月額3~5万円ほどでレンタルできる業者もあるようなので、そちらを活用するのも一つの手です。
あまり馴染みがないかもしれませんが、こちらもA3以上の大きな原稿がデータ化できるスキャナです。
円筒状の部品に原稿を巻き付け、高速回転させてスキャンするというもので、一般的なスキャナとは読み取り方式が異なります。
【ハイデルベルグ社 ChromaGraph DC 3000】
そのため高解像度でのスキャンが可能で、中には20,000dpiクラスのドラムスキャナまで存在します。
極端に小さな原稿を特大サイズの用紙に出力する、ということも実現可能です。
厚みがある、曲げられない原稿はスキャンできませんが、写真や図面以外でも、フィルムのような透過原稿の読み込みも可能です。
価格は100万~5000万円とされているうえに、現在販売しているWebサイトを見つけることができませんでした。
残念ながらペパレスではドラムスキャナを取り扱っていませんが、ドラムスキャナでのスキャン代行を行っている業者は探せば存在します。
以上がイメージスキャナの種類一覧と解説になります。
家庭用のスキャナも年々性能が上がり、安い価格でも手軽に高解像度のスキャンができるようになりました。
それに伴いスキャナの所有者も増加傾向にありますので、まだ持っていないという方は種類を絞って予算に応じたものを検討してみてください。
ペパレスでは業務用スキャナやA3サイズ対応のフラットベッドスキャナなどを使用したスキャニングサービスを請け負っていますが、それとは別に自炊機材の買い取りや裁断サービスなどの自炊支援サービスも行っています。
スキャナを購入したとしてもうまく扱える自信がない、新しいものに買い替えたいなどと考えていらっしゃる方は、是非一度それぞれのホームページをご覧ください。
イメージスキャナ 種類一覧
近年ではスキャン機能付きのプリンターが普及し、コンビニでも自宅でも手軽にスキャンが出来る時代になりました。
このような画像や文書などをデジタル画像化するスキャナは「イメージスキャナ」と呼ばれますが、このイメージスキャナにも様々な種類が存在します。
安くない耐久品なので、スキャナを購入する際には失敗せず、用途に合ったものを選びたいはずです。
ペパレスでは10年間、数えきれないほどの書類や書籍をイメージスキャナで電子化してきました。
全ての種類のイメージスキャナを弊社が所有している訳ではありませんが、専門業者の視点でスキャナの種類と概要をまとめましたので、購入などの参考にしていただければ幸いです。
フラットベッドスキャナ
原稿台に用紙を置き、1枚ずつスキャンするスキャナです。
【エプソン社 スキャナ GT-F740 】
プリンターの上についているスキャナを思い浮かべていただければ分かりやすいかと思います。
このタイプは新品でも1万円を下回ることがあります。
家庭用のものはA4サイズが主流ですが、A3サイズまでスキャンできるスキャナも5万円を切るほどになりました。
解像度も年々上がり、高いものでは6400dpiというものまで存在します。
原稿台さえ綺麗にメンテナンスしていれば、用紙も汚れるリスクがとても低いため、写真やイラスト、大切な文書などはフラットベッドスキャナでの電子化が向いています。
ADFスキャナ
ADFとは「Auto Document Feeder」の略で、「自動で原稿を送る装置」という意味があります。
その名の通り原稿をセットしてスキャンを開始すると、自動で1枚ずつ読み込みを開始します。
富士通社ScanSnapのフラッグシップモデルがその代表格です。
【富士通社 ScanSnap iX1500】
自動で次々と原稿を読み込むので、束になった書類や裁断した書籍などは、ADFスキャナでの電子化が向いています。
このスキャナは原稿を吸い込むローラーにインクなどの汚れが付着するので、原稿を汚したくなければマメなメンテナンスも必要となってきます。
ハンディスキャナ
片手で持つことが出来て持ち運びにも適した、比較的リーズナブルなスキャナです。
【サンワダイレクト社 ハンディスキャナ400-SCN001】
スキャンしたい原稿の上を滑らせるだけでデータ化することができ、セットしているSDカードに保存されます。
OCR機能付きのものでも5,000円前後で販売されており、簡易的に見えても解像度が900dpiのものも存在します。
本の一部のページをスキャンしたい、新聞のような大きい原稿の一部分だけをスキャンしたい場合などに適しています。
スタンドスキャナ
上から撮影するようにスキャンできるスキャナです。
【サンワダイレクト社 スタンドスキャナ400-CMS011】
原稿がスキャナに触れることもなく、本も見開きで撮影することができるため、近年「非破壊自炊スキャナ」として注目を集めています。
殆どがA3サイズまでのスキャンが可能で、本を開いたときの中央部の歪みを自動的に補正する機能が搭載されているモデルもあります。
1万円台から10万円近くするものまでありますが、ページをめくるだけでスキャンできる、立体物も真上から撮影できるなど、他のスキャナより高性能です。
折り畳み式のものも存在しますので、便利さからこれから更に普及すると思われます。
業務用スキャナ(ADF、複合タイプ)
同じADFスキャナでも業務用は使用目的や頻度が異なるため、一般的なスキャナとは性能に大きな差があり、種類が異なると言えます。
ペパレスで使用しているスキャナの中には、業務用タイプのADFスキャナがあります。
【富士通社 業務用ADFスキャナfi-6800】
この業務用ADFスキャナでは最大A3サイズまで読み込みが可能で、明るさやガンマ、ドロップアウトカラーなど多数の補正を細かく設定できます。
また、業務用にはADFとフラットベッドの両方を併せ持ったスキャナも存在します。
【富士通社 業務用スキャナ fi-7700】
価格はScansnapと比較すると5倍~数十倍になりますが、読み込み速度、クオリティ、効率を踏まえるとそれだけの価値はあると言えます。
大判スキャナ
家庭用として購入される方はほぼいらっしゃらないと思いますが、A0やB0サイズなど大きい原稿をスキャンするスキャナは各社から販売されています。
【GRAPHTEC社 CSX510】
原稿をセットしてスタートボタンを押すと、スキャナがゆっくりと原稿を読み込んでスキャンします。
感覚的にはラミネートと似ています。
ペパレスで使用している大判スキャナの場合は原稿を挟む保護シートが付属しているので、ADFスキャナのように原稿が汚れたり破れたりするリスクはほぼありません。
大判スキャナは数十万~百万円台と高額なので、A3を超えるポスターや図面などのデータ化は、このようなスキャナを所有している業者に依頼するのが一番です。
もしくは月額3~5万円ほどでレンタルできる業者もあるようなので、そちらを活用するのも一つの手です。
ドラムスキャナ
あまり馴染みがないかもしれませんが、こちらもA3以上の大きな原稿がデータ化できるスキャナです。
円筒状の部品に原稿を巻き付け、高速回転させてスキャンするというもので、一般的なスキャナとは読み取り方式が異なります。
【ハイデルベルグ社 ChromaGraph DC 3000】
そのため高解像度でのスキャンが可能で、中には20,000dpiクラスのドラムスキャナまで存在します。
極端に小さな原稿を特大サイズの用紙に出力する、ということも実現可能です。
厚みがある、曲げられない原稿はスキャンできませんが、写真や図面以外でも、フィルムのような透過原稿の読み込みも可能です。
価格は100万~5000万円とされているうえに、現在販売しているWebサイトを見つけることができませんでした。
残念ながらペパレスではドラムスキャナを取り扱っていませんが、ドラムスキャナでのスキャン代行を行っている業者は探せば存在します。
以上がイメージスキャナの種類一覧と解説になります。
家庭用のスキャナも年々性能が上がり、安い価格でも手軽に高解像度のスキャンができるようになりました。
それに伴いスキャナの所有者も増加傾向にありますので、まだ持っていないという方は種類を絞って予算に応じたものを検討してみてください。
ペパレスでは業務用スキャナやA3サイズ対応のフラットベッドスキャナなどを使用したスキャニングサービスを請け負っていますが、それとは別に自炊機材の買い取りや裁断サービスなどの自炊支援サービスも行っています。
スキャナを購入したとしてもうまく扱える自信がない、新しいものに買い替えたいなどと考えていらっしゃる方は、是非一度それぞれのホームページをご覧ください。