ペパレス > コラムTOP > 思い出のアルバム どう保管する?
連日猛暑が続き、今年もお盆が近づいてきました。
実家へ帰省される方も多くいらっしゃることと思います。
さて、タイトルにもありますように、「思い出のアルバム」はどうされていますか?
荷物になるから実家に置いたまま、という方も多いのではないでしょうか。
どこかにしまったままで開くことはない、かと言って、捨ててしまうのも勿体ない。
それが思い出の品というものです。
そのような捨てられないアルバム・写真の保管や保存方法をペパレス流に解説します。

紙は時間と共に劣化し、変色したり全体が傷んだりします。
本が黄ばんでしまう原因、対策、本の保管方法の詳細は、「黄ばんだ本や古書を綺麗に電子化する方法」にて解説しましたので、こちらをご覧ください。
汚れたアルバム、写真はウエットティッシュで表面を拭いたり、物によっては消しゴムでこすったりして汚れを落とすこともできます。
キッチン用の除菌スプレーなど、アルコール成分を含んだ液体を使用すると綺麗になる場合もありますが、インクが滲んでぼやけてしまう可能性もあるので注意が必要です。
先ほどリンクした先のページにも記載していますので、ここではポイントだけを押さえておきます。
日焼け、カビ、そして紙魚という虫、これらへの対策を考えると、保管には次の2点が重要となります。
・プラスチックなど紙類以外のケースに本と防虫剤を入れ、密閉
・日頃からマメに部屋の掃除や空気の入れ換えを心掛ける
これらを守ってアルバムを保管すると、今後の傷みは最小限に抑えられます。
現代では「アルバムのデジタル化」が推奨されており、デジタルフォトフレームが置かれている家も増えています。
実際にマメに部屋の掃除、空気の入れ換えができる環境にアルバムを保管するというのは難しいことなので、いずれはこの手段でアルバムを保存することが必要となってきます。
アルバムは時間が経つほどに色褪せ、劣化することは間違いありません。
なるべく早めにデジタル化しておき、実物のアルバムは不要であれば処分して断捨離するのも一つの選択です。
日頃からそういったデジタルなものに慣れていないから苦手、という方のために、アルバムのデジタル化の方法を紹介します。
デジタル化の方法は大きく分けて「スマートフォンのアプリケーション」「スキャナーでスキャン」「業者へ委託」の3つです。
スマートフォンのアプリケーション
写真をスマートフォンで撮影すると、傾き等を自動で認識して画像として取り込んでくれるアプリケーションは複数あります。
パソコンは苦手という方でも、スマートフォンでの撮影なら日常的に行っているかと思います。
撮影した写真を補正してくれる最も有名なアプリケーションは、Googleが開発した「フォトスキャン」です。
光の反射も自動で除去し、遠近補正機能も備わっていますので、写真を撮るのが苦手という方でも簡単に写真をデジタル化できます。

ただし、当然のことながら写真の数が多いと手間はかかります。
また、スマートフォンによって画質に差がみられますので、古い機種の方は注意が必要です。
スキャナーでスキャン
スキャナーが自宅にある、という方は少ないかと思いますが、今ではスキャン機能付きのプリンターが普及しています。

スキャンして取り込んだ画像はスマートフォンで撮影したものより高画質なので、自宅でスキャンできる環境がある方はそれを利用してデジタル化することもできます。
パソコンに取り込み、USBメモリなどに画像を保存して整理しておくと便利です。
ただし、こちらはスマートフォンでの撮影よりも手間がかかります。
「アルバムをデジタル化」というよりも、「お気に入りの写真をデジタル化」する方法としてオススメです。
業者へ委託
手間をかけずに沢山のアルバムを整理したい、という場合は、プロに頼むのが最も確実な方法です。
写真のデジタル化は「〇枚〇円」という形でのサービスが一般的で、写真屋やカメラ屋が基本的に行っています。
写真がデジタル化されれば、デジタルフォトフレームで閲覧することも可能です。
また、ペパレスで行っているアルバムのデジタル化は写真を1枚ずつスキャンするというものではなく、アルバムを1ページずつスキャンして、本の形を崩さずにPDF化(要望があればJPEG化)します。
写真が台紙に貼りついているアルバムや卒業アルバムなどにも対応しています。

デジタル化する3つの方法を紹介しましたが、そのデータの保管方法も大切になります。
スマートフォンで撮影したものは、使用したアプリケーションにもよりますが、まず端末の画像フォルダに保存されます。
スキャンした場合はパソコンのフォルダやご自身のUSBメモリなどに保存するのが一般的です。
業者へ委託した場合は、データディスクで納品されるケースが多いです。
しかし、それぞれ端末やメディアには寿命がありますし、データが破損する可能性も0ではありません。
そこでオススメしたいのが、クラウドストレージサービスの利用です。
クラウドストレージサービスとは、データをインターネットなどのネットワークを介して利用するというものです。
パソコン、タブレット、機種変更したスマートフォンからでも、ネットワークを介しているので同じデータを閲覧することができます。
※ログイン情報は覚えておく必要があります
「スマートフォンのアプリケーション」でも例に挙げた「フォトスキャン」というアプリケーションですが、こちらは自動的に「Googleフォト」というクラウドストレージサービスと連動しています。
サービスは他にも「Dropbox」、「iCloud」などがあります。

ただし、クラウドサービスはそれぞれ保存できる画像の形式が決まっているので、業者に委託する場合やご自身でスキャンされる場合は注意が必要です。
形式はJPEGであれば、どのサービスも問題なく利用できるかと思います。
メモリやディスクに加えてクラウドサービスにもデータが保管されていれば、半永久的に大切なアルバムは消えることがありません。
以上が、ペパレスが提案するアルバムの保管方法です。
お盆や年末年始など、時間があるときにアルバムを整理してみるのも良いかと思います。
クラウドサービスでアカウントを共有して、離れて住んでいる家族と同じ写真をいつでも見られる。というのも、現代だからこそできるアルバムの便利な楽しみ方です。
また、ペパレスでアルバムのデジタル化を依頼してくださる場合、後から写真の画像を加工したいという方は、JPEGでの納品を指定してください。
通常はPDFで納品しますが、殆どの画像加工ソフトはPDFに対応しておりません。
思い出のアルバムは是非早めにデジタル化して、これまで以上に手軽に見やすく、確実に保管してください。

思い出のアルバム どう保管する?
連日猛暑が続き、今年もお盆が近づいてきました。
実家へ帰省される方も多くいらっしゃることと思います。
さて、タイトルにもありますように、「思い出のアルバム」はどうされていますか?
荷物になるから実家に置いたまま、という方も多いのではないでしょうか。
どこかにしまったままで開くことはない、かと言って、捨ててしまうのも勿体ない。
それが思い出の品というものです。
そのような捨てられないアルバム・写真の保管や保存方法をペパレス流に解説します。

汚れの除去
紙は時間と共に劣化し、変色したり全体が傷んだりします。
本が黄ばんでしまう原因、対策、本の保管方法の詳細は、「黄ばんだ本や古書を綺麗に電子化する方法」にて解説しましたので、こちらをご覧ください。
汚れたアルバム、写真はウエットティッシュで表面を拭いたり、物によっては消しゴムでこすったりして汚れを落とすこともできます。
キッチン用の除菌スプレーなど、アルコール成分を含んだ液体を使用すると綺麗になる場合もありますが、インクが滲んでぼやけてしまう可能性もあるので注意が必要です。
きれいな状態でアルバムを保管
先ほどリンクした先のページにも記載していますので、ここではポイントだけを押さえておきます。
日焼け、カビ、そして紙魚という虫、これらへの対策を考えると、保管には次の2点が重要となります。
・プラスチックなど紙類以外のケースに本と防虫剤を入れ、密閉
・日頃からマメに部屋の掃除や空気の入れ換えを心掛ける
これらを守ってアルバムを保管すると、今後の傷みは最小限に抑えられます。
アルバムをデジタル化する
現代では「アルバムのデジタル化」が推奨されており、デジタルフォトフレームが置かれている家も増えています。
実際にマメに部屋の掃除、空気の入れ換えができる環境にアルバムを保管するというのは難しいことなので、いずれはこの手段でアルバムを保存することが必要となってきます。
アルバムは時間が経つほどに色褪せ、劣化することは間違いありません。
なるべく早めにデジタル化しておき、実物のアルバムは不要であれば処分して断捨離するのも一つの選択です。
日頃からそういったデジタルなものに慣れていないから苦手、という方のために、アルバムのデジタル化の方法を紹介します。
デジタル化の方法は大きく分けて「スマートフォンのアプリケーション」「スキャナーでスキャン」「業者へ委託」の3つです。
スマートフォンのアプリケーション
写真をスマートフォンで撮影すると、傾き等を自動で認識して画像として取り込んでくれるアプリケーションは複数あります。
パソコンは苦手という方でも、スマートフォンでの撮影なら日常的に行っているかと思います。
撮影した写真を補正してくれる最も有名なアプリケーションは、Googleが開発した「フォトスキャン」です。
光の反射も自動で除去し、遠近補正機能も備わっていますので、写真を撮るのが苦手という方でも簡単に写真をデジタル化できます。

ただし、当然のことながら写真の数が多いと手間はかかります。
また、スマートフォンによって画質に差がみられますので、古い機種の方は注意が必要です。
スキャナーでスキャン
スキャナーが自宅にある、という方は少ないかと思いますが、今ではスキャン機能付きのプリンターが普及しています。

スキャンして取り込んだ画像はスマートフォンで撮影したものより高画質なので、自宅でスキャンできる環境がある方はそれを利用してデジタル化することもできます。
パソコンに取り込み、USBメモリなどに画像を保存して整理しておくと便利です。
ただし、こちらはスマートフォンでの撮影よりも手間がかかります。
「アルバムをデジタル化」というよりも、「お気に入りの写真をデジタル化」する方法としてオススメです。
業者へ委託
手間をかけずに沢山のアルバムを整理したい、という場合は、プロに頼むのが最も確実な方法です。
写真のデジタル化は「〇枚〇円」という形でのサービスが一般的で、写真屋やカメラ屋が基本的に行っています。
写真がデジタル化されれば、デジタルフォトフレームで閲覧することも可能です。
また、ペパレスで行っているアルバムのデジタル化は写真を1枚ずつスキャンするというものではなく、アルバムを1ページずつスキャンして、本の形を崩さずにPDF化(要望があればJPEG化)します。
写真が台紙に貼りついているアルバムや卒業アルバムなどにも対応しています。

デジタル化した写真の保管
デジタル化する3つの方法を紹介しましたが、そのデータの保管方法も大切になります。
スマートフォンで撮影したものは、使用したアプリケーションにもよりますが、まず端末の画像フォルダに保存されます。
スキャンした場合はパソコンのフォルダやご自身のUSBメモリなどに保存するのが一般的です。
業者へ委託した場合は、データディスクで納品されるケースが多いです。
しかし、それぞれ端末やメディアには寿命がありますし、データが破損する可能性も0ではありません。
そこでオススメしたいのが、クラウドストレージサービスの利用です。
クラウドストレージサービスとは、データをインターネットなどのネットワークを介して利用するというものです。
パソコン、タブレット、機種変更したスマートフォンからでも、ネットワークを介しているので同じデータを閲覧することができます。
※ログイン情報は覚えておく必要があります
「スマートフォンのアプリケーション」でも例に挙げた「フォトスキャン」というアプリケーションですが、こちらは自動的に「Googleフォト」というクラウドストレージサービスと連動しています。
サービスは他にも「Dropbox」、「iCloud」などがあります。

ただし、クラウドサービスはそれぞれ保存できる画像の形式が決まっているので、業者に委託する場合やご自身でスキャンされる場合は注意が必要です。
形式はJPEGであれば、どのサービスも問題なく利用できるかと思います。
メモリやディスクに加えてクラウドサービスにもデータが保管されていれば、半永久的に大切なアルバムは消えることがありません。
以上が、ペパレスが提案するアルバムの保管方法です。
お盆や年末年始など、時間があるときにアルバムを整理してみるのも良いかと思います。
クラウドサービスでアカウントを共有して、離れて住んでいる家族と同じ写真をいつでも見られる。というのも、現代だからこそできるアルバムの便利な楽しみ方です。
また、ペパレスでアルバムのデジタル化を依頼してくださる場合、後から写真の画像を加工したいという方は、JPEGでの納品を指定してください。
通常はPDFで納品しますが、殆どの画像加工ソフトはPDFに対応しておりません。
思い出のアルバムは是非早めにデジタル化して、これまで以上に手軽に見やすく、確実に保管してください。
