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ペパレスのスキャン品質と見本

はじめに

ペパレスでは自炊クオリティを5、出版クオリティを10とした場合、8・9程度の品質を現実的な価格で提供いたします。
多くのスキャンサービス業者様では、チェック及び再スキャン工程に時間が注がれず、設定ミスや難のあるページはお客様側で見つけるものという方針の為、全体5%までの不具合は仕様であるとする注意書きが記載されているのをご存じでしょうか?
5%といえば僅かに聞こえますが、300ページの本に換算しますと15ページということになります。これだけ不具合があれば、もはや失敗です。

また、1冊の料金は安く見えますが、ファイル名付与や表紙スキャン・PDFの環境設定を別料金としており、合計するとチェックが甘いデータに対して結果的には必ずしも安いとはいえない料金を支払うことになりがちです。
ペパレスでは読めないページやすじの入ったページなど1ページあっても気持ち悪いと考える品質特化のスキャンサービス会社です。本当に大変な作業はスキャン後のチェック作業とそれをやり直す再スキャン作業であり、自炊作業の経験者であれば、1冊に何度もやり直しを行いたくなる感覚はご理解いただけるかと思います。ペパレスでは、このやりこみ作業を代行しています。学術論文・機関紙・医学書など貴重な書籍には最適なスキャンサービスとなり、このような貴重書類を所持するお客様を中心に、ご利用頂いております。

 下部に具体的なこだわりポイントを記載致しましたが、このような多くの手間に対し、PFUの250万円の業務用スキャナー4基を筆頭に大型フラットベッドスキャナ・SCANSNAP・並列処理サーバーなど多くの各種専用機器を使用し非常に効率的に作業にあたっていますが、それでも作業費の6割は人件費にあたります。1冊800円の中には信じられないくらい様々な工程を盛り込んで高品質を実現しています。コレクション級の電子書籍を作成したい場合は、ぜひ一度ペパレス品質をお試しください。

富士通 ScanSnap

ほとんどの業者様及び自炊作業は富士通「SCANSNAP」という機種で行われています。スキャン画像は白地の小説やコミックには向いていますが、写真やカラー文書では、品質が安定しない為、不向きという特徴が有ります。ワンボタンでシャープで綺麗な画像が作成できますが、この設定に対応できない本も多く、モヤ風のスキャン痕が出たり、薄すぎたり裏写りがでたり、ページによって色むらが発生したりと、画像設定に問題があっても圧縮率以外の設定を変更できない一律スキャン仕様なので、良くも悪くも機械次第です。
ペパレスではこのようなスキャンの問題を手動で回避する様々な技術を持っておりますので、貴重な写真入り文書や薄めの書類など、一切合切を安心品質でSCAN可能です。

ペパレス・SCANSNAPのスキャンデータ比較
SCANSNAP
ペパレス
医療系学会誌のとある1ページです。SCANSNAPでは背骨など一部の黒表現がつぶれてしまいましたが、このような状態を確認した場合、手動で回避します。
技術系論文のとある1ページです。SCANSNAPでは裏写りしてしまいましたが、このような状態を確認した場合、弊社では手動で回避します。


仕上がりサンプル

1冊800円「裁断ブックスキャン」「一般書類スキャン」の品質見本

実際に「裁断ブックスキャンサービス」で各種書籍をスキャンした場合の仕上がり見本です。
基本条件は300dpi:カラー:PDF納品:250P以下:A4以下の書籍です。詳細メニューは料金表をご覧ください。
全ページ目視チェックし、縦すじ・裏写りなど不具合ページを可能な限り再スキャンし、最後に画像の淵トリム・PDFを見開き表示した際に本と同じ左右表示となるよう体裁補正を行います。
一般書類スキャンは、もともとは本のように閉じられてはいない書類のスキャンとなります。ページが連番となっていなかったり、紙質が均一でない場合も多いため、チェック作業や設定に時間を要すことが多いため、250P1200円となっています。書類やパンフレット集、などのスキャンにご利用いただけます。

ペパレス 裁断スキャン 各種サンプル (最大サイズ片面:A3)
サンプル
洋書 300dpiサンプル3P 3.5MB
洋書 400dpi A4 サンプル5P 8.5MB
解像度をアップさせたスキャンイメージです。原本が大型本A4サイズである為、ディスプレイの文字が非常に小さくなりますが、アクロバット上で拡大操作をしますと、細部を確認することができます。半面、ファイルサイズが大きくなり、ページめくり操作ももっさりします。
古書 400dpiサンプル7P 2.5MB
崩壊寸前の強く茶ばんだ古書です。このケースでは、ページ部分は白色になるまで完全に背景色を除去してスキャンしました。少し背景色を残した方がきれいになる場合もありますのでケースバイケースで対応しています。裏写りも激しい書籍でしたが、完全な除去を目指すと薄い文字や句読点が消えることもありますので、バランスを見て調整し、全体として最も綺麗なデータづくりを目指します。古書は「古書割り増し」で、作業費が通常1.4倍になりますのが、解像度を400dpiでスキャンした場合は、割り増し対象外となりますので、400dpiスキャン(スキャン費用1.5倍)をご利用されるお客様が多いです。
パンフレット 300dpiサンプル1P 200KB
  縁を手動でトリムしていますので、背景色をチラ見させず、綺麗な境界となります。
大型図面 300dpiサンプル3P 3.5MB  

※A4を超え、A3(片面)までのサイズ・300dpiを超える解像度は(オプション)で対応可能です。



1冊2500円「裁断なしブックスキャン」の品質見本

実際に「裁断無しブックスキャンサービス」で各種書籍をスキャンした場合の仕上がり見本です。
基本条件は300dpi:カラー:PDF納品:200P以下:A4以下の書籍です。詳細メニューは料金表をご覧ください。
フラットベッドスキャナで片面づつスキャンをしますので中央の影などは基本的に発生しません。全ページ目視チェックし、文字切れ裏写りなど不具合を可能な限り改善し再スキャンを行い、最後に画像の淵トリム・PDFを見開き表示した際に本と同じ左右表示となるよう体裁補正を行います。

ペパレス 300dpi 裁断なしスキャン 各種サンプル (最大サイズ片面:A3)
JPG
新書
医学書 (サンプル1P)
薄めの技術書 裁断無しスキャンでも裏写りの大部分は除去できます。
住宅地図 A3弱(A4超えオプション※1)細かな記述も拡大で読めます
住宅地図 A3弱(600dpiオプション※1)白黒2値 軽くて高解像度です

※1 300dpiを超える解像度・A4を超えA3(片面)までのサイズはオプションオプションで対応可能です。


ペパレスのこだわり


その1 表・裏表紙に加え、見返しも標準でスキャン

表紙と裏表紙に加え、見返し(表紙をめくった次ページ。本の部分の名称)には著者の顔写真とコメントや、シリーズ書籍の一覧などの記載がある場合も多いです。ペパレスではこの表裏の表紙と各見返し部分に文字などの記載がある場合、標準でスキャン致します。
【裁断スキャン・裁断なしスキャン 標準設定】


その2 本を開いたときと同じに見開きとなるようPDFのデータを調整

Adobe AcrobatでPDFファイルを閲覧する際、2ページを同時に表示させることが可能ですが、ペパレスではこの設定で読む時に本の右ページは画面の右側に、左ページは画面の左側に来るようにPDFに微調整を加えています。これにより特別な操作をすることなく、縦書き小説を右から左へ読むことも、見開き2ページにわたって描かれるマンガや写真も現物と同様に見開き、本来通りの表現を楽しむことが可能です。
【裁断スキャン・裁断なしスキャン 標準設定】


その3 ADFスキャン特有の縦すじ入り画像を徹底排除

通常、裁断スキャンを行う場合、SCANSNAPなどADF自動給紙スキャナーでのスキャンでは、スキャンガラス表面に本の糊や、裁断時のゴミなどがスキャナガラスに付着したままスキャンを行うと、画像に縦筋状のノイズが入ります。スキャン中、かなりの頻度でこのノイズが入りますが、ペパレスでは全ページ細かく確認し、どんなに小さい筋でも妥協せずすべて再スキャンを行っています。
縦筋ノイズと除去後のサンプル8ページ
【裁断スキャン 標準設定】


その4 裏写りの除去技術

スキャニング中に裏面の文字や画像を拾ってしまう裏写りですが、目視+設定処理でほとんどの裏写りを手動で除去しています。
※カラー背景・悪条件では、裏写り回避に限界はあります。
【裁断スキャン 標準設定】


その5 モアレ除去

400dpi裁断スキャン時の画像に、かなり高い確率で発生するモアレですが、独自技術での除去を標準作業に組み入れ、大部分を除去致します。
【裁断スキャン・裁断なしスキャン 標準設定】


その6 全ページ手動トリム補正で最適な余白を設定します。

書籍中の記述は中央に綺麗に配置されたものばかりではありません。時々、書籍の端まで記載があったり、余白が非常に少ない場合もあります。余白不足により裁断段階で切れたものは仕方ありませんが、裁断をパスしたデータならきわどいページでも表示が途切れることが無いように、また、余白が多すぎて文字表示エリアが狭まっている場合も、手動でトリミングを行い、表示に途切れが無いか、トリミング失敗が無いかを目視チェック+修正を行っています。
【裁断スキャン・裁断なしスキャン 標準設定】


その7 最適濃度に調節

書籍を電子化する場合、一般的に、文字は薄く、写真は濃くスキャンされ、原本と異なって見えることも少なくありません。これ以外にもパソコンの解像度以上に細かい表現ができないため、荒く見えたりと、電子書籍はパソコン内に収納出来る点で便利な半面、じっくり読むには、まだまだ紙文書の方が目が疲れにくく優位であると考えます。ペパレスではスキャン前に一度全体を見渡した上で、書籍の印刷濃度がスキャン結果にばらつきや悪影響を与えないよう、小説やビジネス書などテキスト中心の書籍では文字を濃く、写真集や雑誌の場合は、写真が原本に近い濃度となるよう、医学書のレントゲン写真など暗く見えがちな写真などが実際に読んだ際に判別できるか状態かどうかを作業者が判断し、最適設定を施しスキャニングを行っています。また、閲覧するディスプレイの規格もさまざまですので、誰が見てもご不満無きよう、濃淡2種類のディスプレイで画像濃度が最適範囲に収まるかをチェックしています。
【裁断スキャン・裁断なしスキャン 標準設定】


その8 1冊の本を2人の担当者がチェックしています。

数百ページある画像をひたすら処理しますので、多く作業しているとどうしてもミスが発生してしまいます。ただ「頑張る」だけではミスは減らせませんので、作業完了後、別の担当者により2重にチェックを行い、問題ページの差し替えなどを行っています。
見えない部分での努力が良質なデータを生み出しています。
【裁断スキャン・裁断なしスキャン 標準設定】


その9 スキャン後のPDFファイルに文字くっきり画像処理を行います

スキャナでスキャンした生のデータでは、PDF上の小さな文字が滲み読みづらくなります。ペパレスではPC10台を使用した並列処理システムで、スキャン後のデータに対し、文字をくっきり表示させる為の画像処理を加えてPDFファイルを作成しています。
納品後のお客様から「他社でお願いした時はデータがぼやけていたのにペパレスさんではぼやけておらず、同じ解像度で依頼したのにここまで違うとは驚きでした」という評価も多くいただきます。
【裁断スキャン・裁断なしスキャン 標準設定】


その10 傾き補正は独自ソフトで0.1度単位まで補正。カラーもOK

スキャン時に使用するアプリケーションには傾き補正機能がついていることも多いですが、実際は、
1、【補正する・しない】程度の簡単機能しかない。
2、多くのソフトでは良くても0.3度刻み程度までの補正しか行われていないことが多く、処理後もなんとなく傾きが気になる。
3、傾きを補正した後の欠けた部分を白色でしか埋められておらず、カラー本では補正後に違和感が生じる。
といった不満がございました。弊社では自社開発の傾き補正ソフトで、これら不満を完全に解決することができました。作業コストの問題で、現在は、裁断なしスキャンにのみ使用していますが、今後、全体的な業務効率を向上させ、裁断スキャンにも適用したいと考えています。
【ペパレス 画像処理システム 傾きや画質の気になる書籍に使用】


その11 全ての作業用ディスプレイはキャリブレーション済みです

パソコン用ディスプレイといってもメーカーによって明るさ・コントラストなど性質は様々です。照度の高い高品質なディスプレイで最適だと思って作成した電子書籍データも、違うパソコンで見ると、暗く見づらいものだったりということが結構あります。
ペパレスでは、そういったディスプレイの個体差によるデータのバラつきを生まないように全ての液晶モニターは専用機器を使用してキャリブレーションを行い、標準的でバラつきの少ないデータを作成するよう努めています。


その12 ペパレスは字の丁寧な人が多い会社です。

これら技術を存分に活かして高品質なデータを提供するために、細やかで丁寧な仕事ができる集団を作りたいと思い、ペパレスでは従業員採用時に字のきれいさを重視することにしています。几帳面さに強みをもつメンバーにより、技術と品質は支えられています。
従業員の寄書き・拡大表示

 


便利なオプション



1冊100円から「簡易再製本」返却が可能です

裁断後の書籍を業務用製本機を使用し、天のり製本という方法で製本します。天のり製本は切り離して使うメモ帳などに使われる製本方法ですが、厚めに糊付けしてして強度を持たせましたので、品質テストでは、短時間なら少年コミックを5キロの力で引っ張っても無事で、6センチ厚A4書籍でも十分に強度はありました。簡易製本というスタンスで行っておりますので、便宜上、厚みのあるハードカバーの結合やカバーくるみ製本処理などは行いませんが、ペパレスで裁断した場合、カバーははずして裁断していますので、製本後、写真のようにカバーをかぶせるとほとんど元通りになります。時々読む程度ならこのままで問題ないと思いますが、頻繁に読む本なら、製本テープなどでさらなる補強をしたり、市販の製本テープ・アイロン・ハンダコテを使ったカバーの結合や補強、万一の補修も手軽にできます。


費用
:1冊100円:長辺21cm(A5)/厚み2.5cmまで。それ以上のサイズは追加料金が必要です。
規格外割増
長辺:30cm(A4長辺)まで+100円。42cm(A3長辺)まで+200円。
厚み:2.5cm以上は、追加1センチごとに+100円。

最大 長辺42cm(A3) 厚み7cmまで。

例:3.5cm厚A4超35cm書籍→基本100+厚100+長200=400円
大部分の少年・成年コミック・文庫本は規格内100円に収まると思います。

※自炊支援コーナーから製本のみをお申し込みの場合、作業費+ゆうパック返送費となります。
※裁断面が揃っていない場合、整形裁断後の製本となるため、余白が少ないと裁断で文字切れが発生します
※ハードカバーの厚紙は製本対象外となり、ページのみの製本となります。
※常に高品質を目指し改善をしておりますが、安価な簡易製本というスタンス且つ、不可逆なサービスですので、品質は弊社の現状次第となります。ご不安な場合、まずは少数お試しをお願いします。



1冊200円 「補強製本」開始

簡易製本に加え、糊定着をさらによくする溝掘りと製本時に寒冷紗(左写真上部)を仕込むことで、格段に製本強度を上げる補強製本サービスを開始しました。 
これまでの再製本(簡易製本)は強度を出すために厚めの糊付けを行っていましたが、瞬間的な強度はあっても、繰り返し本を開くと糊付けの厚さゆえに一番強い力のかかる中ほどで糊が徐々に裂けていき書籍劣化が日に日に進むという繰り返し使用への弱さがありました。
ペパレスでは、このような劣化や連続使用に耐える再製本として市販の書籍と同様に、糊付け前の溝削りと辞書やハードカバー書籍の製本に利用されている寒冷紗と呼ばれる布を糊付け時に仕込むことで、市販書籍と同等か、あるいはそれ以上の強度を持った製本が可能になりました。右上の写真が補強製本、右下が簡易製本です。見た目にもこだわっており、両社とも違和感のないシャープなエッジを実現しているのもペパレスの再製本技術の特徴です。写真ではわかりづらいかもしれませんが、補強製本の方が糊付け部分の布が透けて高級感が漂います。
強度については、もともと簡易製本でも十分に強度がありましたが、補強製本についてはさらにこれを上回る強度です。布が入る分、原本を超える強度かもしれません。

2014年現在、製本糊の色は白に変更させて頂きました。

費用及び規格外割増し:簡易再製本の2倍。計算方法は簡易製本の費用計算に準じます。

例:少年コミック・文庫本など大部分の長辺21cm(A5)/厚み2.5cmまでの本 補強製本費200円
簡易製本計算で300円の3cm厚B5書籍→補強製本費600円




A3対応。住宅地図や大型図鑑も電子化OK

※A4以上は別料金です。
裁断スキャン・裁断なしスキャンともにスキャン可能な最大サイズはA3【30×42センチ】までとなります。住宅地図や大型の図鑑や写真集もスキャン可能です。



「しおり作成サービス」- PDFに目次リンクを付与できます。

AdobeAcrobatの左にはサムネイルやしおりの表示エリアがあります。目次の各見出しのしおりを用意し、対応したページにジャンプする設定を行うことで、目次のページへ素早くジャンプできます。
しおり1件40円となります。



「透明文字埋込みPDF」で本の文章を検索・コピー&ペースト

Adobe PDFには、画像ページ上に透明なテキスト文字を埋め込んだ「透明文字埋め込みPDF」という形式があります。
ペパレスでは書籍のスキャン後に、全ページデ-タを画像テキスト化(OCR)ソフトを使い高度にテキスト化し、 元のPDF各ページにこの透明化したテキストを重ねて埋め込んだ高性能な「透明文字埋め込みPDF」を作成出来ます。この処理が施されたPDFファイルは、ページ内の文字を検索・右クリックコピーが可能となりますのでスキャン後書籍の辞書としての機能が大幅にUPします。詳しくはOCR・テキスト化についてご確認ください。



「OCRテキスト化」サービス

本をOCR+手修正し、本文を.txtファイル化します。
一度出版した書籍の別メディア出版などに。
一度出版した書籍を携帯電話など別メディアで再出版したい場合など、テキスト化サービスで本をOCR→手修正することでテキスト化(.doc .txt)することが可能です。この手修正された精度の高いデータを透明文字埋め込みPDFとすることも可能です。論文を閲覧しながら引用もしたい場合に便利です。用途に応じて4種類のOCRサービスをご用意しています。詳しくはOCR・テキスト化についてご確認ください。



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